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『再会のクリスマスから』井上洋子 [エマ・ダーシー]

 ヒロインの夫が浮気をして家を出るところから話が始まるので、痛々しい展開が続くのかと思ったら大間違い。
 ヒロインの夫が勤める会社の社長がヒーローなので、ヒロインの夫の浮気をこれ幸いと、紳士的でありながら情熱的にアプローチを繰り広げます。
 ヒロインが自分では無理難題と思うことを提案しても、大喜びで実行するあたり、もうヒロイン逃げられないよという感じ。
 それはDNAに組み込まれているとしか思えないくらいで、ヒロインの10歳の息子も完全なミニ・ヒーロー。
 傷付いたヒロインを労わり冷静に自分の立場を確認し行動します。
 ヒロインがヒロインの夫に対して貞節を守ろうとしても、ヒロインの夫が底の浅い発言&行動をするので、子供たちですらヒーローに協力的。
 ヒロインの夫が浮気をして家を出なければ、ヒロイン自身はどれだけヒーローを思っていても子供たちのために家族という絆を大切にしたと思うので、ヒーロー自身も言っているのですがヒロインの夫の浮気有難うという話でした。

○解説
 ロウィーナは夫フィルの勤務先を訪れていた。フィルの浮気相手エイドリアーナと対決するために。
 エイドリアーナは夫の同僚だった。
 とにかく彼女と話をしてみよう。
 悲愴な決意のもと、会社に足を踏み入れるなり、もっとも会いたくない人物に出会ってしまった。
 キア――夫の会社の社長であり、過去に彼女を捨てた男。
 11年前、キアは彼女の兄とともに事故にあい、兄は亡くなり、キアは生き残った。
 それだけでなく、なんと彼はフィルが浮気していることを知っていた!


再会のクリスマスから (HQ comics イ 4-1)

再会のクリスマスから (HQ comics イ 4-1)

  • 作者: 井上 洋子
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: コミック


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『愛のゲーム』佐々木潤子 [エマ・ダーシー]

 実子ではないのかと疑うくらいヒロインに対して厳しい家族。
 最終的に父だけでもヒロインと和解したのは不幸中の幸い。
 母と姉は駄目っぽい、特に姉はつける薬なし。

 しかし、ヒーローの職業は実際何なのかな。
 良くも悪くも有名でフラットに1人で気軽に住み、プレイボーイで顔に傷が残ろうと気にせずアウトドアを楽しむヒーローは珍しい気がする。
 ヒロインに恋に落ちる過程もわからないので、結婚の話が唐突に感じました。
 後、ヒロインの芸術的才能として出てくるのが手作りの「ベッドカバー」というのは珍しい。
 生活できるほど稼げるものなのか…。

○解説
 尊大な父、気位の高い母、美しく残酷な姉をもつりネット。
 家族の中で孤立している彼女は、叔母の遺産のフラットを手に入れ、家を出ることを決意する。
 自分で描く未来に心躍るリネット。
 ところが、フラットの隣人ピーターとの思いがけない出会いが待っていた。
 ”変わり者”と噂される彼は一体どんな人なのだろう?


愛のゲーム (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)

愛のゲーム (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)

  • 作者: エマ・ダーシー
  • 出版社/メーカー: 宙出版
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: コミック


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『三人のメリークリスマス』橋本多佳子 [エマ・ダーシー]

 ヒロインの不幸設定がてんこ盛りすぎて泣ける(ノД`)
 優しい父の他界・継母の虐め・ヒーロー記憶喪失。
 極めつけにヒーローの姉に養子に出したら住所解らないように引っ越されて年1回しか連絡貰えない(それも住所探られないように一方的に送られるだけの手紙&写真)。
 13年後から話が始まっているので悲惨な雰囲気はあまり感じないけれど、13年間ずっとヒーローを想い子供を想い年1回の手紙と写真だけを心の支えに生活しているとか…。
 せめて悲しみを分ち合える友達くらいいたら良かったのにと思う。
 ただし、前述の不幸な状況があるだけに運命的でドラマチックな展開がとても嬉しい。
 登場人物の誰か突出して悪人でも性格が悪くもなく、ヒーローが結婚もせず自堕落な生活もせず、爽やかのんびりと過ごしていたのも私の好み。
 記憶はないけれど改めてヒロインに一目惚れとか、素晴らしい。
 何度も読み返しています。

○解説
 「君が大人になるまで待つよ 4年後にまた会おう」
 そう言い残したまま、メリーの恋人・ニックは事故で記憶を失くしてしまった。
 二人の間にできた娘を抱え、彼の実家を訪ねたメリー。
 しかし、ニックの姉から彼に会うことを拒絶された上、娘を養子として引き取らせて欲しいと論される。
 ニックと娘のためにメリーは泣く泣く身を引くが、13年後、「実の母親に会いたい」という娘が何も知らないニックと共にメリーの元を訪ねて来る…!
 メリーが夢にまで見た“家族三人のクリスマス”。
 実現する日が、ようやく訪れたというのだろうか…?


三人のメリークリスマス (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)

三人のメリークリスマス (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)

  • 作者: エマ・ダーシー
  • 出版社/メーカー: 宙出版
  • 発売日: 2005/07/14
  • メディア: コミック


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『鏡の中の迷宮』小林博美 [エマ・ダーシー]

 ヒーローの妹が酷すぎて( ゚д゚)ポカーン
 自分の実兄を不幸に陥れるために、そこまで手を尽くさなくても良いだろうと思う。
 結果的に1人の人間を死に至らしめているというのに、悪いのは自分だけではないと言い切る時点で本筋(恋愛)を差し置いて成敗したくなった。
 しかし、一見して自分たちに悪意を持っていると解る妹の証言のみで妻の不貞や家出を信じるヒーローは何なの?馬鹿なの?
 妹に紹介された浮気捏造用女性と2年間も交流があるくらいだから、頭が悪いのは間違いないけれどね。
 妻(ヒロインの姉)と姪と甥が本当に可哀想です。
 せめて、ヒロインとヒロインの姉が1度でも会うことが出来たら良かったのに…。
 姪と甥には幸せになって欲しい。

○解説
 まるで、別の世界に入り込んでしまったみたい…。
 養父母を偲び訪れたパリの高級ホテル。
 しかし、一歩中に足を踏み入れた途端、従業員の不可解な態度や好奇の視線にクリスティは戸惑う。何より初めて出会ったアルマンの憎しみにみちた鋭い視線は一体何なのか?!
 「君は僕を裏切った」唐突な言葉と同時に激しいキス。
 混乱する彼女の元に、そのアルマンからドレスとディナーの招待状が届けられる。
 “PS.来なければ、地の果てまでも君を追っていく”

鏡の中の迷宮 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)

鏡の中の迷宮 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)

  • 作者: 小林 博美
  • 出版社/メーカー: 宙出版
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: コミック


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